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「バズらない」を大切に

[ Posted on 2017.09.13 ]

「バズる」という言葉がある。

Weblio辞書によると、「特定の単語や物事がインターネット上で爆発的に多くの人に取り上げられることを意味する語。 TwitterやFacebookなどのSNSで急に話題となった時に用いられることが多い。「 口コミ」という意味のマーケティング用語「Buzz」を動詞化したものと思われる。」と書いてある。

「インターネットで爆発的に多くの人に取り上げられる」というのは、多くの人にとって気持ちの良いことだし、集客を目指すウェブマーケティングでも「バズる」ことは効果的だろう。

ただ、この「バズる」を目指すということは、必然的に刺激的で煽るようなタイトル・内容で人を惹き付けようとすることになる。
「バズる」を目指す人がネット上に投げ入れる過激な情報に、それを批評したり批判する人たちが群がり、スパイラル的に過激で批判的な世界が作られている。

刺激的でないことに評価が集まらない世界というのは、
過激で過剰で面白いのかもしれないけど、
やっぱり落ち着かない。

畳の上で寝転んで汗が滲んでくる瞬間は、バズらない。
駅の階段をは着古した革靴でコンコンと降りる瞬間は、バズらない。

なんとなく夏の終わりのようなせつなさや、
雨上がりのような清々しさを感じているような、
ふんわりとした時間や退屈かもしれない時間には、
華やかに咲いた花を支える土のような、
目立たないけど大事なことがあるような気がする。

刺激的でなく目立たない、誰も褒めてもくれないし、
関心すらもたない「バズらない」ことに、
ちょっとだけ目を凝らす心を持っていたいと思う、
今日このごろです。

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