正方形に魅せられて

2020.05.28

前々から正方形が美しいと感じていました。

このヴィジュアルは、四畳半の畳をデザイン化して色分けしたものです。

たとえば、日本文化の象徴である茶室(四畳半)には、多くの正方形が見られます。

炉、座布団、ふすま、障子など、

すべて静寂をつくり出すために選ばれた正方形でできた小宇宙がそこにあります。

木造建築を中心としてきた日本の建築は、

丸太を正方形の角材に加工した材木が使われます。

気取りにはいろんな方法があるようですが、

最もムダが少なく、梁の強度が大きくなる断面が、正方形の特徴のようです。

やっぱり、日本人は正方形が好きなのでしょうか?

そして、正方形に45度の対角線を引くことで現れる直角二等辺三角形。

その二辺の比率が1:√2(1.414)。

これが、黄金比(1:1.618)よりも

日本人に馴染みのある白銀比(大和比)です。

そして、1:√2(1.414)の比率の長方形を、

江戸時代の公用紙「美濃判」をもとにB列としました。

この比率と合致したドイツ方式のA列の2列を

日本の紙の標準規格と決めたそうです。

日頃使っているA4やA3の用紙はグローバルスタンダードで

B5やB4はジャパンスタンダードということになりますね。


画像も水平思考が大切です。

2020.05.21

誰もが簡単にスマホで撮影してSNSに投稿してシェアできる便利な時代です。
瞬間瞬間を切り取って自由に表現できるからこそ、大切な基礎を少し意識してもらいたいと思います。
その一つが、水平・垂直感覚を意識して撮影することです。
撮影モチーフやアイデアとして画像を敢えて傾けたりして、
効果をプラスさせたりする場合を除いて、まずは被写体と真っ直ぐに向き合うと良いと思います。
見本の2枚の写真をご覧ください。ある夕方の湘南の海のシーンです。
曇天の空からドラマチックに差し込んだ
レンブラント光線(薄明光線)が浜辺で遊ぶ人達を印象づけています。


2枚の画像を見比べると明らかに違いがわかりますね。そうです、水平線の傾きの違いですね。
上の写真は、水平線を意識ぜず撮影したもので、下の写真は水平線を水平になるように撮影したものです。
ごくごく当たり前のことですが、仕上がりの写真の力強さが違います。
上の写真は、雲の斜めのライン、波打ち側の斜めのライン、水平線の斜めのラインが、レンブラント光線の強さを打ち消していますね。
一方、下の写真はどうでしょう。水平線をきちっと水平に撮影することによってレンブラント光線が
力強く印象的に見えるはずです。水平線の右側にかすかに見える烏帽子岩もくっきり見えると思います。
仮に水平線がやや傾いてしまっても、後のデジタル処理で傾きの修正も可能ですから、
一度意識したらどうでしょうか。当たり前のことですがとても大切な事だと思います。


「グレー」に魅せられて

2020.05.15

そう言えば、街中を走るヌメッとしたグレー色の車が増えた気がする。最先端の技術を詰め込んだ車には、鋭角な色彩を纏わせるのがセオリーだったのかもしれないが、最近は穏やかでどんなシーンでも馴染むグレーが好まれているらしい。たとえば、塩ビ管のようなテイストを感じさせるM社のカラー設計もその辺りを鋭く付いている。きっと、消費者のマインドのベクトルが、穏やかで肩の力が抜けた方向なのを読み込んでのことなのであろう。

グレー、日本では「灰色」。白・黒・灰色はいわば無彩色、モノトーン。白と黒は明らかに単色だが、グレーに関して言えば、その奥行きが広くて深い。モノトーンとしての単色のグレー、やや赤みを感じるウォームグレー、やや黄色味を感じるグレー、少し青味のある俗に言うフレンチグレーと、グレーは一様ではなく、いろんな顔を持つ。またファッションにおいてもグレーは、他のどんな色にもマッチし、コーディネイトのベーシックなカラーとして定着しているのは周知の事実。Gray hairも素敵な大人の表現だし、食器もグレーが流行り出していて、カフェやレストランで結構使われているらしい。

そして、UIデザインにおいてもグレーは重要な役割を果たしている。例えば、代表的なSNSのUIを実際に調べてみると、役割に合わせて7種類のグレースケールを導入して、優先度の高い情報ほど明度を下げたり、色相の違うグレーを使い情報の属性を分けている。まったくもってグレーは懐が深く名脇役であり、時として主役にもなる稀有の色男なのである。


余談になるが、大好きな映画のひとつにプレイタイム(1967年 ジャック・タチ監督)というフランス映画がある。膨大な時間と製作費をかけて挑んだ野心作で、全編を高画質の70ミリフィルムで撮りあげたフランス映画史上屈指の大作コメディ。半年以上もの時間を費やしてパリ東部に建設した巨大セット「タチ・ビル」の近未来的な都市を舞台に、ある男とアメリカ人観光客バーバラのすれ違いや出会いをユーモラスに描く。その全編に施されている「フレンチグレー」がとても印象的でお洒落なのである。ヴィヴィッドな色彩を引き立てる役割と同時に、全体の世界観を見事に表現している。


https://eiga.com/movie/27134/video/


この夏はこんなレジャーシート

2020.05.08

いまどきのキーワードは、ソーシャル・ディスタンシング(social distancing)
感染予防戦略を表す用語で、「感染拡大を防ぐため、物理的距離を保つこと 」という定義になっている。1.8mとか2mとか離れるように呼びかけられているもので、スーパーマーケットのレジ待ちでも盛んに行われているのは当たり前のご時世。新型コロナウイルスがやや落ち着き、海や公園で楽しめるようになったら、こんなレジャーシートがあってもいいかもしれませんね。半径2メートルの丸いシートです。座ったり寝込んだりする位置にもよりますが、しっかりソーシャル・ディスタンシングできます。流行のポップアップテントと組み合わせてもいいですしね。仲間が集まって、寄り添って写真撮ったりするのが。当たり前だったのに、いまは人と人が遠くに感じますね。


鎌倉ランチ情報 #004 スパイスハウスPePe 鎌倉 「鎌倉菜麺」

2020.03.05

やはり、美味しい料理は色が綺麗だ。本日はスパイスハウスPePe 鎌倉のヘルシーメニューの「鎌倉菜麺」。

新鮮な鎌倉野菜をふんだんに使い、動物性食材を一切使用しないで取ったスープをベースに作ったラーメン。

モチモチした麺に優しい精進スープが絡みます。色あざやかな野菜もシャキシャキして美味しい。また、うれしいのは付け合わせの3品。

黒胡椒の佃煮、自家製糠漬け、茄子のアドボー(adobo:スペイン語、タガログ語でマリネを意味する)

特に、アドボーの旨さには驚いた。茄子を酢、醤油、砂糖などで炒煮にして冷やした料理だ。

茄子の食感を残すコツとして茄子とマリネ液を別にして冷やすそうだ。

やさしさの中にパンチの効いたオススメのメニューだ。暑い夏にも試したい!


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