格安のOfficeとは
- フリマ等の「Office 2019 Professional Plus キー」などは、本記事でいう格安Office
- Professional Plus は企業向けで、個人向け正規販売はない
- 購入すると認証不可・利用停止・許諾違反のリスクがある
- 正規なら Web版無料、Microsoft 365、Office 2024 などを選ぶ
Officeには、Web版の無料利用やMicrosoft 365の定額契約など、正規の範囲で費用を抑えられる方法もあります。本記事でお伝えしたい「格安のOffice」は、それらとは別のものです。
ヤフオク、メルカリ、ネット通販などで「Office」と検索すると表示される、「Office 2019 Professional Plus プロダクトキー」といった、数百円〜数千円のキー単体商品を指します。
比較のため、正規の買い切り版「Office Home & Business 2024」は、Microsoft公式で¥43,980(税込)です(2026年5月時点)。これに対して、上記のようなキーは極端に安い価格で流通しています。
※「Office Home & Business 2019」は発売当時、公式価格が約¥38,000前後でしたが、現在は販売を終了しています。フリマで見かける2019系のキーも、個人が正規ルートで購入できる製品ではありません。
⚠️ 注意:数百円〜数千円のOfficeキーは購入しないこと
警告:極端に安いプロダクトキーは、正規ルートで購入したライセンスではない可能性が高いです。マイクロソフトも注意喚起を出しており、あとから使えなくなるリスクは十分にあります。
①Office Professional Plus とは
Microsoft Office Professional Plusは、企業向けのボリュームライセンス向けエディションです。複数ライセンスをまとめて契約する法人向けに提供されており、一般の個人向け店頭やオンラインショップでは正規には販売されていません。
フリマなどで安く売られている商品は、このライセンスを不正に切り売りしている可能性が高いと考えられます。
ボリュームライセンスの転売については、Microsoftコミュニティの次のスレッドも参考になります。
ボリュームライセンスの切り売り転売について(Microsoft Answers)
②個人向けに販売されている Professional Plus について
Microsoftは公式サイトで、Office Professional Plus が個人向けに販売されている場合は非正規品であり、購入すると使用許諾に違反する可能性があると案内しています。
非正規品の見分け方(Microsoft公式より抜粋)
1. Office Professional Plus や Office 365 を販売している
Office Professional Plus は、企業向けの商品で一般消費者向けには販売されていません。また Office 365 は 2020 年 4 月より Microsoft 365 に名称を変更しています。これらの製品は、すでに利用できない不正なプロダクト キーとセットで販売されているケースが数多く報告されています。
引用元:非正規品の Office にご注意ください(Microsoft公式)
※以前の案内ページ(office/2013/prodinfo)からアクセスした場合も、上記ページに誘導されることがあります。最新の内容は必ず公式ページでご確認ください。
③購入した場合に想定されるリスク
主なリスク
- インストールや認証ができない — キーが無効、または認証上限に達している
- あとから使えなくなる — Microsoft側でライセンスが無効化される可能性がある
- サポートを受けられない — 正規ライセンスでないと判明した場合、問い合わせの対象外となる
- セキュリティ上のリスク — 公式以外の経路からソフトを入手し、マルウェアが混入した事例も報告されている
- 使用許諾違反となる — 規約に反する転売を助ける形になる
マイクロソフトは企業などにライセンスを発行しているため、転売品を購入しても、購入者に正規の利用権が認められるとは限りません。一時的に使えたとしても、後から利用できなくなるリスクは常につきまといます。
④正規の方法でOfficeを使うには
格安キーの代わりに、次のような正規の選択肢があります。
- 無料 — Microsoft 365 オンライン(Web版)
- 定額課金 — Microsoft 365 Personal(月額¥2,130・2026年5月時点)
- 買い切り — Office Home 2024、Office Home & Business 2024 など
- 互換ソフト — LibreOffice など(用途に応じて)
それぞれの違いや選び方は、下記の関連記事もあわせてご覧ください。
格安Officeについてのまとめ
「Office 格安」で検索する方は少なくありません。私自身も、以前はそのひとりでした。
ただ、使用許諾に反する可能性がある時点で、購入先として選ぶべきではありません。正規の利用権が付与されないこと、将来使えなくなる可能性、規約違反の転売を後押ししてしまうことも含め、購入前に十分ご検討ください。
正規品の購入先については、Microsoft公式の正規のご購入方法(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングの指定店舗など)が目安になります。
更新日:2026年5月21日
出典:非正規品の Office にご注意ください(Microsoft公式)(2026年5月21日確認)
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