いつも楽しみにチェックしているサーフィンのウェブメディア「カラーズマガジン」さんの記事を読んで始めて知ったのですが、新しい動画テクノロジー「TIG」、かなりスゴそうです。
まずはカラーズマガジンさんの下記の記事からムービーを観て頂ければ分かりやすいかと思います。
【革命的?!】BANKS JOURNALが日・米・豪3カ国共同プロジェクトを始動開始!! 今後世の中を変えるであろうインタラクティブ動画技術”TIG/ティグ”とは?!
フィーチャーされているのは「BANKS JOURNAL」というサーファーにはお馴染みのアパレルブランドの動画広告で、モデル並のルックスを持つ「ジャレッド・メル」というライダーが、街を歩いたり、ドライブしたり、波に乗ったり、とにかくお洒落なムービーです。
この動画に「TIG」という技術が使用されているのですが、「ジャレッド・メル」が着ているスタイリッシュなトップスやボードショーツなどを直接クリックすることで、その商品情報のページへと移動することができるようになっています。
今までは動画から直接リンクをたどることはできなかったため、ブランドのメッセージやイメージを伝えるための手段にはなっても、直接商品を販売するチャンネルとしては成立しづらいという弱点がありました。
この「TIG」を使用することで、動画広告が直接販売に結びつくようになる可能性が広がってきます。
たとえ購入には結びつかなくても、ユーザーが気になる商品のデータが手に入るため、テストマーケティングのようにも使えるでしょう。
下記の記事によると、現在は自分で「TIG」の動画は作れないようですが、2018年春以降には編集ツールがリリースされるようです。
インタラクティブ動画テクノロジー「TIG(ティグ)」
今後、普通の動画を作るだけでなく、「TIG」を使ってインタラクティブ動画を作るというブランドが増えてくるかもしれません。
FacebookやTwitter、YouTube等でも同様な技術が導入されてくる可能性もありますね。
自分もサーフムービーを見ながら、「このサーファーのこのボードショーツ格好いいな」とか「このサーフボードのブランド名とサイズが知りたいな」と思うことがしばしばあり、もしこのような情報が埋め込まれていたら、重宝しそうです。
広告配信側の視点としても、利用者側としても今後の動きが楽しみですね。