レッドブルのコンテンツマーケティング施策について

ウェブでのマーケティング施策として「コンテンツマーケティング」が重要視され始めてから数年が経ちます。

コンテンツマーケティングとは、簡単にいうと、「お客様に役立つ情報をウェブで発信して、見つけてもらい、喜んでもらい、集客や購買に結びつける施策のこと」です。

歯医者さんであれば、「上手な子どもの歯の磨き方」などの記事をブログにアップすること、弁護士さんであれば「契約に伴うQ&Aコーナー」をウェブサイト内に設けること、会社であれば自社製品がスポーツシューズであれば「アスリートにシューズへのこだわりを語ってもらい、YouTubeにアップする」ことなど、全てがコンテンツマーケティングに該当します。

今やコンテンツマーケティングはビジネスに直結する本質的なウェブマーケティング施策として、業種を問わず取り組みが行われています。

先日、「Facebookのタイムラインに「Redbull」の記事(広告)が増えた理由について」でも書いたのですが、レッドブルのコンテンツマーケティングは非常に先進的です。

レッドブルはサーフィンやスケートなどのアクションスポーツに関する良質な記事を配信し、アクションスポーツを楽しむターゲットをレッドブルのファンにすることに成功しています。

自社のメディアを作り上げることにより、マス広告に頼らずとも、ターゲットにリーチできるようになり、顧客と有効な関係を築いているのが、レッドブルのスゴイところです。

レッドブルの施策は、一般企業や店舗だとなかなか難しく感じるかもしれないのですが、「自社でメディアを作り発信すること」自体は、どんな企業でも可能です。

作っただけで終わりにせず、社内で良質な記事を定期的に発信できる体制を作ることこそが、今後の企業のウェブ施策には求められているのだと思います。

コンテンツマーケティングについては、下記のイノーバの宗像淳さんの著書「商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる」が良書です。基本的な考え方から具体的なケーススタディまで分かりやすく伝えてくれます。

コンテンツマーケティングの体制づくりや運用につきましては、弊社でもお手伝いできますので、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。