インターネットを使った販売、いわゆるオンラインショップ等では当然のように行われているデータ活用。
どんな年齢層のユーザーが何回サイトに訪れていて、何を見て、何を購入しているのか。
ユーザーの好みをデータから分析し、提供する商品の品ぞろえを調整するということが、顧客の情報を取得しやすいオンラインショップでは可能です。
一方で飲食店ではどうでしょうか。
お客様が何歳で、何度目の来店で、何を今までに食べているかなんて、ほとんど把握することができていないかと思います。
データを取得することが難しい、飲食店では勘や感覚に頼らざるを得ない状況が続いていました。
しかし、最近はサブスクリプション型(定額課金型)の飲食店で出てきており、データ活用をする飲食店のモデルケースが出来上がりつつあるということを、下記のページで知りました。
データが拓く飲食店の可能性【前編】――サブスクリプションモデルで打ち破る課題
定額課金制にすることにより、登録時に顧客情報を取得することができ、その後は来店時に登録カードを提示してもらうなどの方法で、顧客の行動のトラッキンが可能になります。
やがて、どの属性の人に、どの食材が食べられているのかが把握できるようになり、サイドメニューの提案などに活かすことができるようにようになります。
まだまだ特殊なマーケティング手法ですが、今後、データの活用を進める企業が増えてきそうです。
データを活用することで、正確な仕入れができるようになり、ユーザーへの最新情報・割引情報のアップデートなどで、さらに売上を伸ばすチャンスが広がります。
サブスクリプション型の飲食店、これから増えてきそうですね。