ホームページはどうしても制作するというところに重点を置いてしまいがちなのですが、利益を生んでいくためには運用していくということが大事です。
そして、企業が考えて行かなくてはいけない運用は、大きく分けて2つあります。
一つはホームページ自体の運用。そして、もう一つはSNSの運用です。
ホームページ自体の運用とは、具体的にはコンテンツの更新になります。
コーポレートサイトの場合、多くの場合はブログの更新がメインになるでしょう。
なぜブログの更新が大事になるかといえば、自社サイトに人を呼んでくるための、強い味方になるからです。
税理士さんがホームページを新たに立ち上げたとして、サービス紹介や会社概要だけで、多くの人が訪れるサイトにするのが難しいことは想像に固くありません。
その税理士さん自体に興味がない限りは、勝手にそのサイトを訪れてくれることはほとんどありません。
一日に1〜2アクセスくらいということは珍しくないはずです。
では、どうやって人を呼んでくればいいのか。
それはブログに他なりません。
闇雲に普段の出来事を書くのではなく、「飲食店のための節税ガイド」、「個人事業主のための簡単確定申告」など、自社のサービスに興味を持ってくれそうな人が読みたい記事を更新することで、始めてホームページに徐々に人が訪れるようになります。
ブログのようなオウンドメディア(自社で所有しているメディアのこと)の運用は、ホームページに集客するためには避けては通れない施策です。
一方で、FacebookやTwitter、Instagram、LINEなど、SNSの運用も欠かせなくなってきています。
ホームページが自社の情報が整理された一つのお店だとすれば、SNSの運用は駅前など店から離れたところでするビラまきのような作業です。
ホームページ自体は検索エンジンからしか集客できませんが、SNSを運用することにより検索エンジン以外からの流入が得られるようになります。
検索エンジン経由での集客は、ブログ記事が上位に表示されない限りは、安定した流入を得ることはできません。
特にビッグワードと言われる、利益につながりやすいキーワードには競合が多く、上位表示は容易ではないことが多いです。
一方で、SNSは定期的に魅力的なポストを続けることにより、徐々に潜在的な顧客となるファンとつながることができ、そして関係性を育てていくことができます。
一定のフォローワー数を獲得することができれば、ウェブサイトにも安定した流入を確保することにつながっていくでしょう。
ホームページの運用とは、1)ホームページの更新と2)SNSの更新の両輪を回すことの両方が必要になってきます。
加えて、リスティング広告やSNSの広告などを打っていくことも、実際に利益に結びつく施策になってきます。
ホームページを制作する際は、ぜひ運用までセットで考えて頂ければ嬉しいです。
きっと、さらに御社にとってのプラスをもたらしてくれるはずです。