有料でMicrosoft Office本体を使うなら、大きく分けてサブスクリプション(Microsoft 365)か買い切り(Office 2024)のどちらかになります。本記事は、その二択だけを短く整理したものです。
Web版だけで足りるか、互換ソフトでよいか、単体アプリで十分かなど、購入前の全体像は次のまとめ記事で解説しています。
30秒でわかる違いと結論
| Microsoft 365(サブスク) | Office 2024(買い切り) | |
|---|---|---|
| 支払い | 月額・年額の継続課金 | 一度購入(追加の月額なし) |
| バージョン | 常に最新版に近い | 購入時の版で固定 |
| 端末 | PC・Mac・スマホなど複数台向き | 主にPC(エディションにより2台まで等) |
| OneDrive | プランにより大容量付き | 含まれない(無料枠は別途) |
| 向き | 最新機能・複数端末・短期〜中期 | 長く使う・課金を増やしたくない |
サブスクが向く
- 常に最新のWord・Excelを使いたい
- 自宅PCとノートPC・タブレットで使う
- 2〜3年以内に買い替えや用途変更がありそう
買い切りが向く
- 同じPCで5年・10年使う予定
- 月額・年額の支払いを避けたい
- 新機能より、画面や操作が変わりにくい方がよい
Microsoft 365(サブスク)の特徴
月額または年額で契約し、契約中はデスクトップ版のWord・Excel・PowerPointなどを使える定額課金型です。個人向けはMicrosoft 365 Personal(1人用)が代表的です。
| プラン(個人向け) | 月額(税込) | 年額(税込) |
|---|---|---|
| Microsoft 365 Personal | ¥2,130/月 | ¥21,300/年 |
| Microsoft 365 Family | ¥2,740/月 | ¥27,400/年 |
※2026年5月時点・Microsoft公式表示。法人向けプランはまとめ記事の③を参照。
メリット
- 常に最新版に近い状態で使える(自動アップデート)
- PC・Mac・スマホ・タブレットなど複数端末で利用しやすい
- OneDriveのクラウド容量がプランに含まれる
デメリット
- 解約後は編集などに制限がかかる場合がある
- 長期利用だと総額が買い切りを上回りやすい
Microsoft 365 Personal(1人用)
Microsoft 365 Family(最大6人)
Office 2024(買い切り)の特徴
購入時のバージョンを、サポート期間中ずっと使える永続ライセンスです。2026年5月時点の最新買い切り版はOffice 2024です。
| エディション | 含まれる主なアプリ | 公式価格(税込目安) |
|---|---|---|
| Office Home 2024 | Word, Excel, PowerPoint, OneNote | ¥41,380 |
| Office Home & Business 2024 | 上記 + Outlook | ¥43,980 |
※Microsoft Store表示(2026年5月)。Amazon等では価格差があります。
メリット
- 一度の支払いで、サポート期間内は追加の月額・年額が不要
- 長期(おおよそ2〜3年以上)使うと総コストを抑えやすい
- 機能更新が少なく、作業環境を固定しやすい
デメリット
- 購入後のメジャー新機能は基本的に付かない(次の買い切り版への買い替えが必要になる場合あり)
- メインストリームサポートは2029年10月9日まで(Office 2024)
- OneDriveの大容量は別契約・無料枠の利用になる
Office Home 2024(買い切り)
含まれるアプリ:Word、Excel、PowerPoint、OneNote(Outlookは含まれません)
Office Home & Business 2024(買い切り)
含まれるアプリ:Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook
料金のざっくり比較(損益分岐)
個人1人用のMicrosoft 365 Personal(年額¥21,300)と、Office Home 2024(¥41,380)を比べた場合の目安です。
| 使う年数 | Microsoft 365 Personal(年払い) | Office Home 2024(買い切り) |
|---|---|---|
| 1年 | ¥21,300 | ¥41,380 |
| 2年 | ¥42,600 | ¥41,380 |
| 3年 | ¥63,900 | ¥41,380 |
| 5年 | ¥106,500 | ¥41,380 |
目安:2年前後が損益分岐 — 同じ機能セットを長く使うなら買い切りの方が総額は安くなりやすいです。逆に、1年未満しか使わない・端末を増やしたい・常に最新版がよいならサブスクの方が合理的です。
※実際の購入価格はセールや販売店で変わります。Familyプラン(最大6人)やOutlook付きの Home & Business 2024では、分岐点も変わります。
比較した商品の購入先
- サブスク:Microsoft 365 Personal / Family
- 買い切り:Office Home 2024 / Home & Business 2024
こんな人はどちらを選ぶか
| 状況 | おすすめ |
|---|---|
| 在宅と会社のノートPCの両方で使う | Microsoft 365 |
| 1台のPCを10年使う予定 | Office 2024 |
| Copilotなど新機能を試したい | Microsoft 365(Premium等) |
| 月額・年額の支払いを避けたい | Office 2024 |
| Wordだけ必要(他は不要) | 単体アプリ — まとめ記事⑤ |
| ブラウザで軽く編集できれば十分 | Web版 — まとめ記事① |



