最近ハマっているブログがあります。
そのブログは「考えるバスケットの会」といって、10度の日本一を経験したという中川直之さんというバスケットボールのコーチが、バスケットのスキルや考え方などを分かりやすく指導してくれる内容になっています。
最初は「マジック・ジョンソン」というバスケットボール選手のことをふいに思い出し、調べていたところ偶然に検索にヒットしたブログでした。
しかし、読むほどに引き込まれます。
自分は中学校のときに漫画スラムダンクの影響で3on3にハマった程度で、ほとんどバスケットのことは分かりません。
それでも、引き込まれてしまいます。
バスケットのことが本当に好きで、自分の知っているバスケットの知識やスキルを多くの人に伝えたいという気持ちが文章の端々から伝わってきます。
記事の合間には下記のような動画が挟み込まれるのですが、かなり見入ってしまいました。
当然ながら、もの凄くバスケットが上手いですし、素人でも頭に入ってくるくらい整理された理論を分かりやすく説明してくれるので、見ているだけで上手くなった気がしてくるくらいです。
中川さんのこのサイトを作成した目的は、プロフィール欄にも「日本各地の子供から社会人まで幅広い層に伝えていけたらなあと毎日全力で奮闘中!」と記載されているように、多くの人々にご自身のバスケットの理論を伝えたいということでしょう。
「バスケットボールを上手くなりたい人にとって、魅力的な記事(コンテンツ)を発信する」ことで、それを探している人の検索にヒットするようになり、読者やファンが増えていき、中川さんの理論はまずます多くの人に伝わっていくはずです。
「潜在的な顧客にとって役に立つ情報をウェブ上に公開し、見つけてもらい、喜んでもらい、購買に結びつける」という一連の動きのことを、ウェブの世界では「コンテンツマーケティング」と呼ぶようになっているのですが、中川さんのブログはまさに「コンテンツマーケティング」そのものです。
バスケットをしない自分までもが検索を通して見つけ出すくらいなので、バスケットが上手くなりたいという人の検索ワードに対しては、かなりの確率でヒットしているはずです。
その検索ワードで訪れた人の多くは、コンテンツの魅力に引き込まれファンになります。
そして、その後はメルマガを登録してもらうように促し、常に情報をアップデートすることで更に関係性が深まり、コーチングを依頼してきてくれたり、DVDの購入をされるといったことをつながってくると想定されます。
その仕組みの構築も素晴らしいと思いますが、やはり文章から伝わってくるバスケへの情熱と真摯さがコンテンツを支えていることは間違いありません。
「強い思いを持ち、誰かのために何かを伝えようとする」ということが、コンテンツマーケティングなのだなと改めて感じました。
バスケットに興味がある方はもちろん、これからウェブマーケティング、コンテンツマーケティングを始めたいという方にも、とても参考になる内容だと思います。
自分もこれからも楽しみに読ませて頂こうと思っています。