「レイアウトハンドブック (デザイン・ハンドブック・シリーズ)」和爾 祥隆

1980年発行。アマゾンで中古が149円。

しかし、あなどるなかれ、デザインの教科書として、確実にそれ以上の働きをするはずです。

デザインの基礎がとにかくびっしり書かれています。

自分が図版率やジャンプ率をはじめてきちんと理解できたのは、この本のおかげでした。

また1970年代のポスターや雑誌が、例としてたくさん紹介されているところも、非常に勉強になります。

過去のデザインには、今につながらデザインのエッセンスがぎっしり詰まっています。

また、その当時の感覚にワクワクすることができます。

時代を経て細かいバリエーションは増えているのかもしれませんが、デザインが人間を相手にしている以上は、基本的なところは80年代と大きな変化はないのだと思います。

温故知新。きっと、パラパラとめくるだけでも、気になる情報がたくさん飛び込んでくるはずです。