デザインをする上で、なにか参考になるデザインがないかと、本やサイトを漁るのは日常茶飯事。
自分の場合、アイディアが降りてこないときは、とにかく手当たり次第にインプットをします。
インプットしてインプットして、もう満腹となったときに、何だかひらめくときがあるのです。
ただ、どうせ参考にするなら、なるべくクオリティの高いもの。
そして、できればそのデザインのルーツを知りたいと思います。
そんなときにパラパラとめくると本が「グラフィック・デザイン 究極のリファレンス」です。
この本はデザインの基本原則、発展の歴史や独創的なプロジェクト、歴史的なポスターや雑誌など、デザインにおける情報を網羅するという目的で作られた、まさに究極のリファレンスです。
タイポグラフィーの歴史や、代表的なセリフ体、本の加工の種類、影響力のあった雑誌のアーカイブなどなど、読めば読むほどハマります。
1ページ目から最後のページまで読むという使い方よりは、パラパラっとめくってインスピレーションを得るような使い方をしています。
過去の優れたデザインに触れることで、何だか降りてくる気がするんですよね(笑)
寝る前に読んだら寝られなくなりそうなくらいドキドキします。
自分にとって最高のネタ本であり、教科書になっています。