「街で出会った欧文書体実例集」ピーター・ドーソン

「街で出会った欧文書体実例集」は、街の看板やブランドのロゴなど、街で出会える欧文書体のフォント名と成り立ちや背景などを教えてくれる本です。

実例を見ながら、フォントの説明が読めるため、非常に頭に入ってきやすいです。

混同しやすいフォントや、その見分け方なども載っていて、ツボを押さえています。

もしフォントの勉強をするのであれば、最初に「フォントのふしぎ ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」を読み、基礎的なフォントを押さえてから読むと、さらに理解が深まりますし、楽しいと思います。

以前に絶対フォント感という言葉が流行りましたが、どのフォントを見ても、ああFUTURAだねとか、CENTURYだねと言えるようになると、楽しいですよね。
きっと、この本を読むことは、絶対フォント感への第一歩になると思います。

マメ知識的なコラムもあったり、時間のある時にパラパラっとめくってみるのも楽しい一冊です。