「スケートボードで世界を変えよう」だなんて言ったら、きれいごとだと思う人は多いと思います。
自分もそんな感覚を持つ一人でした。
初心者ながら、スケートが大好きな自分。
スケーターの端くれの端くれくらいにはいると自負しています。
なので、「スケートボードで世界を変えよう」という言葉には惹かれるものがあります。
ただ、一方で、スケートボードは遊びであり、誰かを笑顔にすることくらいはあっても、世界を変えるというところまではイメージができません。
ちょっとビッグマウスなスケーターが、半分夢物語を語っているように感じていました。
でも、この記事を読み、「スケートボードで世界を変える」ということに命がけで取り組むスケーターがいて、そして世界を変えるツールが「スケートボード」であることに必然性があるということが分かりました。
要約すると、
「アフガニスタンでは女の子が勉強をすることも、スポーツをすることも風習として禁じられていたが、スケートボードはそのどちらでもないことで、文化的因習の抜け道的になった。
オリバー・パーコビッチが率いる「SKATESTAN」はスケートを通じてコミュニティを作り、女の子たちにも教育プログラムを受けてもらうことができるようにした。」
ブラジルでは貧困から抜け出す手段がサッカーボールであったように、アフガニスタンでは女性が自由になる方法がスケートボード。
きれいごとでもなんでもなく、「世界はスケートボードによって変わってきている」ということかもしれません。
「KATESTAN」おそるべし。
自分はスケーターというレベルでもありませんが、やっぱり誇りに思います。
「SKATESTAN」、これからも目が離せません。