試合後のインタビューを読み、平野歩夢選手の人間としての素晴らしさにも驚いたのですが、平岡卓選手もこのニュースにも心動かされました。
記事中には「数千万円の工費をすべて負担した」とあり、プロスポーツ選手としても、かなりの大きな負担を伴う金額なのではないかと思います。
「自分はそれで(練習場所がなくて)苦労した。選手としていつまで続くかわからないから、滑りを見せる以外でも、子どもも大人も横乗りをやりたくなるような文化を地元に残せたらカッコいいなって」。
選手としての実力だけでなく、社会へのフィードバックも忘れない。失礼な言い方になってしまうかもしれませんが、「ナンテ素敵な若者なのだ」と思わずにはいられません。
平野歩夢選手や平岡卓選手のような、本当の意味でボードスポーツの未来を考える、芯の通った選手がいることは、これからのボードスポーツにとって、かけがえのない財産になってきそうです。