WSLファウンダーズカップについて

2018.05.07

ケリースレーターが開発に携わったウェーブプール「サーフランチ」にて、「ファウンダーズ カップ・オブ・サーフィン」が開催中です。

ウェーブプールでの人口波で行われることに加えて、男女混合5人一組での国別対抗のチーム戦など、今までにない新しいフォーマットでの世界大会ということで、世界中のサーファーから大注目されています。

ということで、自分も昨日から「ファウンダーズカップ」を視聴しているのですが、やはり驚きの連続です。

サーフィンの醍醐味は、コントロールできない自然と向き合うことだったりもするのですが、このウェーブプールは世界トップレベルのサーフポイントにも引けを取らないほどのグッドウェーブを、コンスタントに起こすことができます。

通常はウネリを捉えるために、パドルをして沖にでてポジションを探すという動きがあるのですが、この大会ではマシンの準備ができると規定のポジションに毎回ほぼ同質なウネリが届きます。
つまり、ライディング以外、ほとんど動く必要がありません。

通常の大会では、知識と経験を使って「波を捉える」という争いも重要だったのですが、このウェーブプールでの大会では、純粋に「波に乗る」という技術のみで競われるという印象です。

いろいろと意見はあると思いますが、常に「波に乗っている」ところだけを見ていられるので、「波に乗る」という部分だけを楽しむためには、ウェーブプール、やっぱりいいですね。

もちろん、自然と向き合う部分はなくしてはいけない部分ですが、多様な楽しみ方ができるという意味では歓迎すべきことだと思います。

サーフィンは海で行われることの不確実性により、ビジネス的な難しさを抱えていることは否めません。

ウェーブプールのようなコントロール可能な環境を作ることにより、テレビの生放送や入場料課金のしやすさなど、ビジネス面でのプラスが多々ありそうです。

興行的な成功は選手たちの生活の安定や、スポーツとしての地位向上には欠かせません。

一方で自然の中で行われる大会が減っていくことは寂しいですし、自ら大事なフィロソフィーを手放すことにもつながると思います。

これからウェーブプールの重要度が増していくとは思いますが、ショービジネスに偏り過ぎず、バランスの良い運営が行われることを期待しています。


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