のうそんカフェ「nora」ってご存知ですか?
千葉県の海沿いの街「長生村」にできた、無農薬野菜を使った郷土料理が食べられる「古民家カフェ」のことです。
…と言っても自分も行ったことないんですが…(笑)
ただ、「長生村」には、何度も行ったことがあります。なぜなら、サーフィンのメッカとも言える場所なんです。
さらに面白いのは、のうそんカフェ「nora」をプロデュースしているのは、「BEWET」などで有名なサーフィン用ウェットスーツメーカーBPDサンコーという会社なんです。
しかし、ウェットスーツメーカーが何でカフェなんでしょう?
少し調べてみたところ、以下のような記事を見つけました。
【サンコーがカフェを開く理由】
・房総の自然の恵みや海を都会の子ども達に味わって欲しい
・伝統ある古民家の良さを残したい
・地域の活性化
・ウエット作り閑散期のスタッフ雇用確保
※サーフィンスタイルより
ん〜、素晴らしいですね。
地域活性や文化の保存・雇用確保など、社会的な意義を考えた取り組みであること、サーフィンをする人間の一人として誇らしく思います。
また、こういう魅力的なカフェがあることで、サーフィンをし終わったあとの楽しみがグッと広がりますよね。サンコーさんは、都会の人たちの意識を、海(自然)に向ける(意訳)ということもミッションにしているようです。
海の近くに住む人やサーファーのように「日常的に海に接している人」は、海や自然の変化に意識が向かいやすいですが、都会に住む「海と接する機会がない人」たちに対して、「海に意識を向けて欲しい」と言うのは、なかなか難しいことなのだと思います。
こうしたカフェのような、都会の人たちにとっても魅力的な海側からの発信があって、初めて海のことを考えてもらえるということなのかな、と考えています。
「nora」オープン。
社会のためにも、サーファーのためにも、海のためにもグッドな出来事だと思います。
自分、ぜひ行ってみたいと思います。
『 n o r a 』ホームページ
http://noracafe.jp/HOME.html
鎌田