東京オリンピックの会場は千葉の釣ヶ崎海岸で開催が決定しているものと思い込んでいたのですが、ウェイブプールでの開催の可能性が直近まであったようですね。
本日、正式に非採用が決まったことがニュースになっていました。
下記の記事を読む限り、「オリンピックで使うか使わないかは別として、施設(サーフランチ)を建設するのを急いでいるところなのよ。」という、ケリー・スレーター・ウェイブ・カンパニーの親会社であるWSLのCEOソフィー・ゴールドシュミット氏のインタビュー文言が掲載されており、オリンピックでの開催は断念しても、ウェイブプール自体の建設計画は続いている可能性はありそうです。
【F+独占取材】日本国内のウェイブプール建設について、WSLのCEOに直撃インタビュー。
WSLにはサーフィンをメジャースポーツにするというヴィジョンがあるようなので、日本にウェイブプールを作ることにより、WSL/WQSのイベントを開催しやすくし、海ではできないチケットでの入場制限や、テレビ放映等も実施するなどの施策を検討しているのかもしれません。
もしウェイブプールが新設されれば、日本でもかなりサーフィンが盛り上がってくるかもしれません。
それ自体は歓迎したいです。
ただ、自分は現時点では、海の中での大会の方が、バリエーション豊富な波があり、波のチョイスやポジショニングなどの要素がある方が楽しめるかなと思っています。
また、もっと優秀なウェイブプールが出来たとしても、潮汐で変化し、オホーツク海の低気圧を感じ、台風の待ちわびるなど、海でサーフィンをすることでしか感じ得ない学びがあると思います。
もちろんウェイブプールでのサーフィンもやってみたいと思いますが、海でのサーフィンをすることでしか味わえない自然の奥深さを忘れないようにしたいですね。