顧客側から見た「マーケティングオートメーション」について

2018.04.16

LINEでメッセージを開いたことが相手に通知される「既読マーク」。

既読にしたからといってすぐに返信をしなくてはいけないということはないのですが、特に急ぎではない場合はメールのように少し余裕のあるコミュニケーションの方が気分は楽な気はします。

相手に自分の行動が分かってしまうということが「既読マーク」の特徴なのですが、その「既読マーク」にも似たところのある、ウェブマーケティングの方法が「マーケティングオートメーション」です。

「マーケティングオートメーション」とは、顧客のウェブ上での行動パターンによって、対応方法を自動化できる手法なのですが、「ホームページにいつ誰が訪れているかがリアルタイムに分かる」ということを起点として展開されます。

つまり、LINEで既読通知がつくように、ホームページを訪れると、その瞬間にホームページの持ち主(会社やブランド)にリアルタイムにページを開いたことが分かってしまうということです。

それだけではなく、どのページを何分くらい開いたか、その後どのページを訪れたかまで分かります。

そして、もしそのホームページに名前とメールアドレスを登録していたとすれば、〇〇さんが何時にどのページを訪れたかということが瞬時に分かるようになります。

なので、例えば、好きなブランドのショッピングサイトにメールアドレスを登録した一週間後に、気になっている商品をチェックしようとページを開いた瞬間に、割引メールが届くということが起こりえます。

BtoBであれば、営業さんから電話がかかってくるということになるかも知れません。

「マーケティングオートメーション」は、これから多くの企業が採用することは間違いなく、いつの間にか当たり前になるのではないかと思います。

導入する企業側からすれば、お客様の行動がより分かりやすくなり、リサーチや営業に活かせるので、プラスになることばかりです。

ただ、顧客側から見ると、行動が見透かされているようにも感じるので、やっぱり気になりますよね。

すでに導入している企業も多いので、名前や連絡先などの個人情報を入力する際には、信頼のできる企業やブランドのサイトのみにすること。

また、信頼できる場合でも、営業をして欲しくない場合には、むやみに登録することを避けることなど、顧客側でも一定のリテラシーを持つ必要が出てきそうです。

自分も何度かメール(メールの開封も分かります)を開いた瞬間に電話がかかってきたことがあり、やっぱり少しびっくりします。

ウェブマーケティングを考えている企業側の担当者はもちろんですが、それを利用する顧客側も「マーケティングオートメーション」というものが普及しつつあること、そして今後一般化される可能性があることは、頭の片隅に入れて置いて損はないと思います。


コンテンツマーケティングの参考にもなる、最近ハマっているブログ「考えるバスケットの会」

2018.04.14

最近ハマっているブログがあります。

そのブログは「考えるバスケットの会」といって、10度の日本一を経験したという中川直之さんというバスケットボールのコーチが、バスケットのスキルや考え方などを分かりやすく指導してくれる内容になっています。

最初は「マジック・ジョンソン」というバスケットボール選手のことをふいに思い出し、調べていたところ偶然に検索にヒットしたブログでした。

しかし、読むほどに引き込まれます。

自分は中学校のときに漫画スラムダンクの影響で3on3にハマった程度で、ほとんどバスケットのことは分かりません。

それでも、引き込まれてしまいます。

バスケットのことが本当に好きで、自分の知っているバスケットの知識やスキルを多くの人に伝えたいという気持ちが文章の端々から伝わってきます。

記事の合間には下記のような動画が挟み込まれるのですが、かなり見入ってしまいました。

当然ながら、もの凄くバスケットが上手いですし、素人でも頭に入ってくるくらい整理された理論を分かりやすく説明してくれるので、見ているだけで上手くなった気がしてくるくらいです。

中川さんのこのサイトを作成した目的は、プロフィール欄にも「日本各地の子供から社会人まで幅広い層に伝えていけたらなあと毎日全力で奮闘中!」と記載されているように、多くの人々にご自身のバスケットの理論を伝えたいということでしょう。

「バスケットボールを上手くなりたい人にとって、魅力的な記事(コンテンツ)を発信する」ことで、それを探している人の検索にヒットするようになり、読者やファンが増えていき、中川さんの理論はまずます多くの人に伝わっていくはずです。

「潜在的な顧客にとって役に立つ情報をウェブ上に公開し、見つけてもらい、喜んでもらい、購買に結びつける」という一連の動きのことを、ウェブの世界では「コンテンツマーケティング」と呼ぶようになっているのですが、中川さんのブログはまさに「コンテンツマーケティング」そのものです。

バスケットをしない自分までもが検索を通して見つけ出すくらいなので、バスケットが上手くなりたいという人の検索ワードに対しては、かなりの確率でヒットしているはずです。

その検索ワードで訪れた人の多くは、コンテンツの魅力に引き込まれファンになります。

そして、その後はメルマガを登録してもらうように促し、常に情報をアップデートすることで更に関係性が深まり、コーチングを依頼してきてくれたり、DVDの購入をされるといったことをつながってくると想定されます。

その仕組みの構築も素晴らしいと思いますが、やはり文章から伝わってくるバスケへの情熱と真摯さがコンテンツを支えていることは間違いありません。

「強い思いを持ち、誰かのために何かを伝えようとする」ということが、コンテンツマーケティングなのだなと改めて感じました。

バスケットに興味がある方はもちろん、これからウェブマーケティング、コンテンツマーケティングを始めたいという方にも、とても参考になる内容だと思います。

自分もこれからも楽しみに読ませて頂こうと思っています。


レッドブルのコンテンツマーケティング施策について

2018.04.12

ウェブでのマーケティング施策として「コンテンツマーケティング」が重要視され始めてから数年が経ちます。

コンテンツマーケティングとは、簡単にいうと、「お客様に役立つ情報をウェブで発信して、見つけてもらい、喜んでもらい、集客や購買に結びつける施策のこと」です。

歯医者さんであれば、「上手な子どもの歯の磨き方」などの記事をブログにアップすること、弁護士さんであれば「契約に伴うQ&Aコーナー」をウェブサイト内に設けること、会社であれば自社製品がスポーツシューズであれば「アスリートにシューズへのこだわりを語ってもらい、YouTubeにアップする」ことなど、全てがコンテンツマーケティングに該当します。

今やコンテンツマーケティングはビジネスに直結する本質的なウェブマーケティング施策として、業種を問わず取り組みが行われています。

先日、「Facebookのタイムラインに「Redbull」の記事(広告)が増えた理由について」でも書いたのですが、レッドブルのコンテンツマーケティングは非常に先進的です。

レッドブルはサーフィンやスケートなどのアクションスポーツに関する良質な記事を配信し、アクションスポーツを楽しむターゲットをレッドブルのファンにすることに成功しています。

自社のメディアを作り上げることにより、マス広告に頼らずとも、ターゲットにリーチできるようになり、顧客と有効な関係を築いているのが、レッドブルのスゴイところです。

レッドブルの施策は、一般企業や店舗だとなかなか難しく感じるかもしれないのですが、「自社でメディアを作り発信すること」自体は、どんな企業でも可能です。

作っただけで終わりにせず、社内で良質な記事を定期的に発信できる体制を作ることこそが、今後の企業のウェブ施策には求められているのだと思います。

コンテンツマーケティングについては、下記のイノーバの宗像淳さんの著書「商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる」が良書です。基本的な考え方から具体的なケーススタディまで分かりやすく伝えてくれます。

コンテンツマーケティングの体制づくりや運用につきましては、弊社でもお手伝いできますので、ぜひお気軽にお声がけくださいませ。


インタラクティブ動画テクノロジー「TIG」がスゴイ

2018.04.07

いつも楽しみにチェックしているサーフィンのウェブメディア「カラーズマガジン」さんの記事を読んで始めて知ったのですが、新しい動画テクノロジー「TIG」、かなりスゴそうです。

まずはカラーズマガジンさんの下記の記事からムービーを観て頂ければ分かりやすいかと思います。

【革命的?!】BANKS JOURNALが日・米・豪3カ国共同プロジェクトを始動開始!! 今後世の中を変えるであろうインタラクティブ動画技術”TIG/ティグ”とは?!

フィーチャーされているのは「BANKS JOURNAL」というサーファーにはお馴染みのアパレルブランドの動画広告で、モデル並のルックスを持つ「ジャレッド・メル」というライダーが、街を歩いたり、ドライブしたり、波に乗ったり、とにかくお洒落なムービーです。

この動画に「TIG」という技術が使用されているのですが、「ジャレッド・メル」が着ているスタイリッシュなトップスやボードショーツなどを直接クリックすることで、その商品情報のページへと移動することができるようになっています。
今までは動画から直接リンクをたどることはできなかったため、ブランドのメッセージやイメージを伝えるための手段にはなっても、直接商品を販売するチャンネルとしては成立しづらいという弱点がありました。

この「TIG」を使用することで、動画広告が直接販売に結びつくようになる可能性が広がってきます。
たとえ購入には結びつかなくても、ユーザーが気になる商品のデータが手に入るため、テストマーケティングのようにも使えるでしょう。

下記の記事によると、現在は自分で「TIG」の動画は作れないようですが、2018年春以降には編集ツールがリリースされるようです。
インタラクティブ動画テクノロジー「TIG(ティグ)」

今後、普通の動画を作るだけでなく、「TIG」を使ってインタラクティブ動画を作るというブランドが増えてくるかもしれません。
FacebookやTwitter、YouTube等でも同様な技術が導入されてくる可能性もありますね。

自分もサーフムービーを見ながら、「このサーファーのこのボードショーツ格好いいな」とか「このサーフボードのブランド名とサイズが知りたいな」と思うことがしばしばあり、もしこのような情報が埋め込まれていたら、重宝しそうです。
広告配信側の視点としても、利用者側としても今後の動きが楽しみですね。


検索順位の正しい調べ方

2018.04.06

ご自身のサイトのGoogle検索順位、調べれば調べるほど、なんだか順位が上がってきているような気がする方、多いと思います。

実際に順位が上がっている場合もあるとは思いますが、Googleのパーソナライズド検索が影響している可能性があります。

Googleは属性情報を元に検索順位を、興味や関心に合わせてパーソナライズドする機能を持っています。

つまり、検索する人によって、検索順位を変えているのです。

その属性情報には、「検索したユーザーの所在地」「過去に検索したキーワード」「過去に訪問したサイト」などが関わってきます。

過去に検索したり訪問したことがあるサイトは、それだけ興味・関心があると判断されて、上位に表示されるのです。

急に上位に表示されるようになった場合、一旦Googleのパーソナライズドを疑ってみた方がいいかもしれません。

それでは、正しい検索順位を調べる方法はどんな方法があるでしょう。

一つは、ブラウザをシークレットモードで開くこと。
各ブラウザにはシークレットモードという属性情報を渡さないモードが存在します。
シークレットモードで検索をすれば、パーソナライズドを切ることができます。

もう一つは検索順位をチェックするツールを使用することです。

下記のようなページで、検索順位をまとめて調べることが可能です。

検索順位チェッカー
SEO Pitsu

また、継続的に調査を続けたいかたには、RankGuruというものがあります。
事前にチェックしたいサイトのURLと検索キーワードを登録することで、一日に数回(設定可能)、検索順位を記録してくれます。

RankGru

またはWindowsの方はGRCというソフトもあり、検索順位を継続的に調べることができます。
GRC

もし検索順位を正確に知りたいという方がいらっしゃれば、ぜひ上記を試してみてください。


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